軽井沢の景観・環境保護

28 8月, 2013 (00:00)

以前にもアレクサンダー・クロフト・ショーについて書きましたが、かつてショーは別荘を大塚山に建てました。この建物は一度移築されますが、1980年代に復元され、現在はショーハウス記念館として、自由に見学できるようになっています。

明治以降寂れていた軽井沢が、別荘地として知られるようになったのは、アレクサンダー・クロフト・ショーと、欧米人へのもてなし方を積極的に学んだ亀屋の主人・佐藤万平の功績ではないかと思います。

欧米人や財界人、経済人、文化人の別荘が増えていったのは、アレクサンダー・クロフト・ショーから発信された、今で言うところの「口コミ」と、佐藤万平による挑戦心と、一早く欧米人向けの商売に着手したという、行動力があったからではないかと思います。

こうして現在、軽井沢には沢山の別荘があるわけですが、一言に軽井沢といっても、範囲も広いですし、軽井沢は場所、別荘毎に、それぞれコンセプトがあり特色を放っています。

軽井沢は自然が多いだけでなく、美しい景観を保っていられるのは、軽井沢町の景観や環境を保護する規制があり、「自然保護のための土地利用行為の手続等に関する条例」というのも定められているからです。

また軽井沢は長野県を代表する景勝地として知られるため、「長野県景観条例」による浅間山麓景観形成重点地域の指定を受けており、土地建物に関しては、「町の景観と自然環境に配慮しなければならない」となっています。

カナダから来た宣教師によって別荘が建てられたことをきっかけにして、その後別荘が増えていったこの軽井沢ですが、現在も自治体の努力によって町の景観や自然環境が保たれているということですね。